パセリの原産地はヨーロッパ中南部から北アフリカにかけての地中海沿岸といわれています。古代エジプトや古代ギリシャではすでに食用とされてました。
9世紀頃にフランスへ伝わり、その後16世紀までにはイギリスやドイツなどにも浸透。さらにヨーロッパからの移民によってアメリカにも広まりました。18世紀ごろにオランダ経由で日本に入ってきたため「オランダゼリ」「洋ゼリ」などとも呼ばれており、セリ科の1種の二年草で野菜やハーブとして料理に用いられます。
品種改良によって葉が縮れているものがよく使われ、カーリーパセリ、またはモスカール種とも呼ばれており、イタリアンパセリは同属別種、中国パセリ(コリアンダー)は同科別属となります。パセリの栽培が本格的に行われるようになったのは明治から大正時代にかけてだそうです。
日本では主に料理の付け合わせや飾り(デコレーション)として用いますが、他にもそのまま食用としたり、ブーケガルニなどにして香りづけに用いたり、におい消し、飲用など多種多様の形で利用されています。ビタミンやミネラルを含んでおり、みじん切りにするときは刻んでから水にさらさず、水気をよく切ってからにしましょう。
美味しいパセリの見分け方は、葉の先端が内側にカールして、ちぢみが強く濃い緑色のものを選びましょう。乾燥しやすいので残ったパセリはポリ袋などにいれるか、水に指して冷蔵庫で保存することをおすすめします。丸ごと冷凍したものを手でもめば、簡単にみじん切りができます。また、みじん切りにしたパセリを電子レンジに3~5分ほどかけて乾燥させての保存もできます。
主な産地
選び方
- 葉の先端が内側にカールして、ちぢみが強く濃い緑色のもの
保存方法
- 調理で残ったパセリはポリ袋などにいれるか、水に指して冷蔵庫で保存。
- みじん切りにしたパセリを電子レンジに3~5分ほどかけて乾燥させて保存。
野菜情報サイト野菜ナビより一部抜粋
カネソ22 旬の野菜・栄養情報より一部抜粋
美味情報サイトより一部抜粋