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米国のレストラン関係者が「伊賀牛」の産地を視察しました

2015年03月06日
全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)
ニュース
畜産事業

米国ワシントン州シアトルのレストラン2社の関係者が3月1日から3日まで、三重県のブランド牛肉「伊賀牛」の生産地を訪問し、生産現場の視察や生産者との意見交換を行いました。

県産品の輸出拡大をすすめようと、県や企業・団体でつくる三重県農林水産物・食品輸出促進協議会が、2014年8月に伊賀牛2頭を初めて米国に試験輸出し、飲食業関係者との試食会を実施。15年1月に商業ベースで1頭輸出し、取り扱った両社と定期的な取引につなげようと、日本に招きました。

2日には、伊賀牛を50年以上肥育している伊賀市山畑の有限会社中林牧場を訪問。中林正悦社長らが牛舎内を案内し、一頭一頭の健康状態を毎日チェックし、快適な環境や良質な飼料で肥育していることなどを説明しました(写真=三重県提供)。

ミラベラ社エグゼクティブシェフのターマス・ロニャイさんは、「これまで見てきた牛で最も品質の高い牛だと思う。おいしさや安全・安心の取り組みなど、伊賀牛のよさを伝えていきたい」と話しました。

中林さんは、「これまでの地元を中心とする供給を安定させつつ、輸出にも積極的に取り組みたい。増頭も計画している」と意欲をみせます。