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米国の食のプロ向け研修会で「伊賀牛」を使ったメニューを提案しました

2015年09月18日
全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)
ニュース
畜産事業

米国の食のプロに、三重県のブランド牛「伊賀牛」のメニュー提案をする研修会を9月9日、同国ワシントン州シアトル市内で開きました。

2014年に初めて行った同国輸出の定着化と肉の各部位の利用促進が目的。県や伊賀産肉牛生産振興協議会の生産者、JA、JA全農みえ関係者8人が訪問し、現地の高級レストランやホテルの料理人、食肉流通業者など17人が参加しました。

研修会にあわせて2頭を輸出。試食メニューの監修や調理実演は、昨年から伊賀牛を取引し、今年3月に伊賀地域の生産地に招いた米国人シェフら2人がおこないました。

「ポトフ(肉と野菜のフランス風煮込み料理)」「赤ワインで煮込んだシチュー」「和風焼肉3部位食べ比べ」など、多彩なメニューで伊賀牛のおいしさをPRし、高級部位以外の各部位の利用も提案しました。

参加者からは、「煮込んでも肉の味わいがしっかり残っていて、しかも非常にやわらかい」「焼肉スタイルでの提供はインパクトが大きかった。ステーキ以外の提供方法も検討したい」「高価なので販売先は限られるが、魅力的な商材だ。次の輸出時に情報提供してほしい」などの意見が出され、販路定着・拡大に向け手応えの得られた研修会となりました。