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三重の新たな米協創振興会議を開きました

2016年02月04日
全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)
ニュース
米穀事業
生産者・JA向け

2015年度の「三重の新たな米協創振興会議」を2月3日、津市の津市西部市民センターで開催。三重県産米の新ブランド「結びの神」の生産者や米穀卸、行政、JAグループなどの関係者約100人が参加しました。

デビューから4年目となる2015年産は、10JAの66人が142ヘクタールで取り組み、563トンを「結びの神」として販売し、外食産業や大手量販店、消費者に向け、さまざまな販促・PR活動を展開していることを報告。2016年産は、作付面積160ヘクタール、生産量800トンを目標に取り組みをすすめることなどを説明しました。

県の「三重の『米力(こめりょく)』発揮支援事業」を受託する県内米穀卸2社から、PRや商品開発、販路拡大の活動を報告しました。イベントや料理教室の開催、新商品の開発、広域量販店への販売や海外展開の取り組みを紹介。今後も、「伊勢志摩サミット」に向けた取り組みなど、「結びの神」のブランド力向上と販売拡大に向けて取り組むとしました。

第2部では、三重県立相可高校食物調理科の村林新吾教諭が、「結びの神の魅力」をテーマに講演。「デビュー当初から『まごの店』で使い、応援しています。炊きたてがおいしいブランド米はたくさんありますが、『結びの神』は冷めても負けません。三重から発信するブランド米として関係者が一丸となり、大きく育ててください」とエールが送られました。

このあと、炊飯方法の研修で、村林教諭がおいしく食べるための米の上手な洗い方などを実演。土鍋、ガス炊飯器、電気炊飯器の3種類で炊いた『結びの神』の食べ比べも行いました。