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『お米のチカラ』食育講演会を開きました。

2017年02月21日
全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)
ニュース
米穀事業

みえの米ブランド化推進会議(事務局=JA全農みえ米穀課)は2月17日、津市の三重県勤労者福祉会館で「お米のチカラ」食育講演会を開きました。学校関係者や外食中食事業者、米穀販売関係者、行政、JAなど84人が参加しました。

近年、日本では、高齢化や人口の減少などを背景に米の消費が減退するなか、ごはんに関する誤った知識や情報が浸透することで、消費減退が深刻化しています。本講演会では、参加者に米、ごはんの魅力と正しい知識や情報を再認識いただき、各関係機関での情報発信など今後の事業活動へ活かしてもらうことをねらいとしています。

講師には全国各地で健康教育の普及・啓発に活躍する、一般社団法人日本健康食育協会の柏原幸代代表理事を招き、「お米のチカラ」をテーマに講演しました。柏原代表理事は、参加者へ向けて「現代の食事で脂質割合が増えたのは、脂質の摂取量が増えたのではなく、全体に対する炭水化物の摂取量が減ったためです。お米は、体力の源となる炭水化物を多く含むうえに、日本人にとって重要なタンパク源でもあります。普段家で食べる、ごはん・みそ汁中心の『日常食』と、外食やごちそうなど時々食べる、おかず中心の『非日常食』でバランスよく食事をとりながら、健康で元気な生活を送ってください」など、お米がもたらす機能性や健康な食事の取り方などについてイラストや図を用いながら分かりやすく説明しました。

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お米の魅力について話す柏原幸代代表理事