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三重県産麦・大豆生産振興研修会を開きました

2017年01月23日
全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)
ニュース
営農対策事業
生産者・JA向け

JA全農みえは1月20日、2016年度三重県産麦・大豆生産振興研修会を津市一身田の三重県総合文化センターで開きました。生産者、JA、県関係機関などから約160人が参加しました。

農研機構中央農業研究センター土壌肥料研究領域の新良力也水田土壌管理グループ長が、「大豆の生産拡大と安定供給」をテーマに講演しました。田畑輪換ほ場で大豆収量が低下してきている要因として地力低下を指摘。収量向上のため、①明暗きょ設置や有機物施用、かんがいにより、排水性を高め、通気性を良くし、乾燥ストレスを与えないようにして、根粒を働かせる、②家畜ふんたい肥などで土壌養分供給を高める、③深層施肥などで肥料をうまく吸収させる、といった地力維持対策を挙げました。

このほか、県内での麦・大豆の流通情勢、安定生産に向けた取り組み、水田土壌改良にかかる新資材開発の取り組みを報告しました。

2015年度三重県大豆経営改善共励会、2016年度三重県麦作共励会の表彰式を同日開催しました。共励会の受賞者は次のみなさまです(敬称略)。

◆三重県知事賞=稲葉正寿(三重郡菰野町、大豆)、萩寛文(同町、麦)
◆三重県農業会議会長賞=有限会社前川ライス(津市、大豆)、太田正彦(鈴鹿市、麦)
◆三重県米麦協会会長賞=農事組合法人アグリひさか(いなべ市、大豆)
◆JA三重中央会会長賞=農業法人クマダ株式会社(鈴鹿市、大豆)、千戸営農組合(伊賀市、麦)

おめでとうございます。受賞者のみなさまの内容を表示

おめでとうございます。受賞者のみなさま

肥料農薬や農機関連の展示も行いましたの内容を表示

肥料農薬や農機関連の展示も行いました

新良グループ長の講演の内容を表示

新良グループ長の講演