第2回アグリキャンパスを開きました
2017年11月10日
全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)
ニュース
営農対策事業
JA全農みえ営農対策課は11月1日、津市のJA全農みえパールライスセンターで2017年度の第2回アグリキャンパスを開き、若手担い手農業者の受講生10人が参加しました。
今回は、「食べて、見て、学ぶ」をテーマに、水田作物の生産戦略や麦・大豆の湿害対策を研修しました。
同センターの精米工場の視察では、ISO9001による品質管理のポイントとして、原料玄米や精米の品質検査や、製造工程での品質や設備の管理などについての説明などを受け、玄米の張り込みから、とう精、選別、包装・計量までの製造工程を見学しました。
米穀情勢の情報提供のあと、県内で試験栽培している業務用米新品種「ほしじるし」「関東268号」を食べ比べて官能試験を行い、「コシヒカリ」を基準に「つや・香り・硬さ・粘り」などの項目を評価しました。また、米の品質比較では、用意された試料の等級鑑定に挑戦し、集中して取り組んでいました。
午後からは、麦・大豆担当指導員、TAC・担い手対応担当者が参加する研修会と合同で、麦・大豆生産技術研修会を開きました。麦・大豆の湿害対策や土壌物理性改善対策のチゼル深耕体系についての講演がありました。
次回、第3回は県外現地視察研修を行い、肥料工場視察や有機肥料活用についての講演、農業ICTに関する研修、GAP認証取得生産者の訪問などを予定しています。

精米工場の視察

官能試験の様子

等級鑑定に挑戦

合同研修会の様子