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第31回三重県いちご共進会を開きました

2017年12月12日
全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)
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営農対策事業

三重県園芸振興協会(事務局=JA全農みえ営農対策部)は12月7日、津市のJA三重ビルで「第31回三重県いちご共進会」を開きました。県内JAから「章姫」や「かおり野」など105点が出品され、最高位の農林水産大臣賞にJA津安芸の中林尚也さんの「章姫」が選ばれました。

共進会は、栽培技術の向上で消費者が望む高品質でおいしいイチゴ生産を推進するとともに、消費拡大をはかり産地振興に寄与することを目的に、毎年開催しています。県普及・研究機関、県内卸売市場の関係者が、形状や玉ぞろい、着色などの外観と、食味などの内容を審査。消費者代表による審査も行い、各賞を決定しました。

審査長を務めた三重県中央農業改良普及センターの山田信二地域農業推進課長は、「10月の日照不足や台風21号の影響で生育遅れがあったが、農家の適正な栽培管理で回復した。12月に入って夜温が低いため、食味がよく全体的によい仕上がりとなった。糖度、香り、食感など全体的に評価が高く、特に、かおり野は大きさがそろい、色あがりもよかった」と講評しました。

2017年産「三重いちご」は、生産農家277人が約33ヘクタールで栽培。10月下旬から、県内や名古屋の市場で販売が始まり、クリスマスに向けて順調な出荷が期待されています。

そのほかの主な入賞は次のみなさまです(敬称略)。
◆知事賞=永作貞子(JA松阪、章姫)
◆東海農政局長賞=和田みどり(JA伊勢、章姫)

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専門家による審査

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消費者による審査