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2018年度農産物検査員育成研修を開始しました

2018年06月18日
全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)
ニュース
米穀事業
生産者・JA向け

みえJA農産物検査協議会(事務局=JA全農みえ米穀課)は6月14日、2018年度の農産物検査員育成研修を開始しました。三重県内10JAから20人が参加し、検査員の資格取得をめざして第一歩を踏み出しました。

本研修会は、JAグループ農産物検査員の安定確保を目的に開き、今年度で12期目。参加者は、2019年2月下旬まで、講義や鑑定・分析の演習、現場での検査実習など、のべ24日間の研修に取り組み、検査員に必要な知識と技能を習得します。

JA全農みえパールライスセンターで行った開講式で、協議会の夏秋可則会長(JAいがふるさと常務理事)は、「流通上、不可欠な検査制度の維持・確保と県産農産物の品質の維持・向上が検査員の責務。研修を通じて検査技術の向上に努めてほしい」と話しました。

このあとさっそく研修に入り、JAの指導的検査員による講師団らが、農産物検査法、農産物検査規格規定などの講義を行いました。

三重県内のJA検査員は約350人の登録があり、年間約7万トンの農産物を検査しています。必要とされる人員は一定確保されているものの、退職や異動で減員が生じることから補充していく必要があり、本研修は重要な役割を担っています。