初夏の日差しが降りそそぐ６月初旬、ＪＡ全農みえは、県内２ＪＡと協力して「田んぼの生きもの調査」を行いました。

６月１日、ＪＡいがふるさと管内の名張市立薦原小学校で、総合学習の時間に行う田んぼの授業の一環として開き、５年生１６人が参加。同９日には、ＪＡ鳥羽志摩主催の「あぐりスクール」のカリキュラムとして開き、小学３・４年生８人が参加しました。

参加した子どもたちは、自分たちが田植えを行った田んぼに足を踏み入れ、稲の株元や泥の中にいる生きものを見つけるたび歓声をあげていました。手にしたタモ網でいろいろな生きものを捕まえ、容器に入った生きものを注意深く観察し、ポケット図鑑で名前を調べたり絵を描いたりと、熱心に取り組みました。

今回の調査では、オタマジャクシやカエル、ドジョウ、ゲンゴロウ、ヤゴ、トンボ、クモ、アメンボなどの生息を確認しました。

子どもたちは、「田んぼにたくさんの生きものがいて面白かった」「もっとごはんを食べようと思った」などと感想を話し、自分たちがごはんを食べることで田んぼを含む生態系が守られることを学び、米づくりの大切さに理解を深めたようすでした。

夢中になって生きものを探しました

捕まえた生きものをバットに移し、観察しました