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女性農業者のための農業機械研修会を開きました

2018年08月03日
全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)
ニュース
生産資材事業
生産者・JA向け

JA全農みえ農業機械課は24日、津市の三重県総合文化センターで「女性農業者のための農業機械研修会」を開き、県内の女性担い手農業者やJA、メーカー、同県本部などから41人が参加しました。

好評だった昨年度に続き2回目の開催で、農業機械課がすすめる「農業機械安心プラス運動」の一環として、各メーカーの女性担当者を講師に招き実施。女性農業者ならではの作業環境に着目し、女性に役立つ農機や最先端機能、省力化技術などに理解を深め、安心して農機を利用してもらうことを目的としました。

参加した女性農業者は、実機による研修で、最新型の田植機やトラクター、管理機、草刈り機などの実物を説明と共に実際に見て、触って感覚を確認。手に持って機体重量などを確認し、扱いやすさを実感しました。
座学では、女性目線の農機使用について、力作業の負担や農機への恐怖心など女性特有の悩みや課題を解消する機能や特徴、使い方についてや、ICT(情報通信技術)を活用し乾燥機と連携する営農支援システムについて学び、さまざまな営農の場面で女性が関わる方法について理解を深めました。

酷暑の中での研修となりましたが、参加者自らが農機に試乗して操作するなど積極的に取り組む場面も見られ、暑い会場を盛り上げました。参加者からは、農業機械に対する「使い方の難しさ」や「恐怖心」などに対する具体的な解決方法に向けた質問が多くあり、活躍の場面を増やそうと熱心に取り組んでいました。