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加工かぼちゃ反省会・加工キャベツ出荷販売会議を開きました

2018年10月26日
全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)
ニュース
農産事業
生産者・JA向け

JA全農みえ園芸振興課は10月12日、津市のJA三重健保会館で2018年産の加工かぼちゃ出荷販売反省会と加工キャベツの販売に関する会議を同日開催し、JA、市場、県関係機関や本県本部などから関係者が出席しました。

加工かぼちゃは、6月以降の長雨や後の酷暑による干ばつの影響で、出荷数量は計画の約9割となりましたが、全体的に品質は良く、市場からは高く評価されていると報告がありました。2019年産に向けた取り組みとして、生産者の手取り向上と実需者からの要望に応えるため、より食味や保存性の良い新たな品種「蔵の匠」への段階的な切り替えを行う方針を示し、試験栽培結果に基づく栽培管理をすることなどを確認しました。

加工キャベツは、県内7JA計36ヘクタールで作付し、約680トンの出荷を計画。9月の長雨や台風の影響により、圃場整備や定植の遅れがあったとの報告がありました。全国的に出荷数量が少なくなる見込みの中、安定した販売のため、産地との情報共有を密にし計画出荷に努める旨を申し合わせました。加工・業務用野菜生産基盤強化推進事業(753事業)ついて、提出書類の期限厳守や目標達成に向けて取り組むことを再確認しました。

両品目とも、生産者の出荷作業効率化および出荷費用低減のため、本県本部所有の鉄コンテナを利用したレンタル制度の活用について説明しました。