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三重県果樹関係防除対策会議を開きました

2018年11月14日
全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)
ニュース
営農対策事業
生産者・JA向け

三重県園芸振興協会(事務局=JA全農みえ営農対策部)は11月6日、松阪市の三重県農業研究所で三重県果樹関係防除対策会議を開きました。JA営農指導員や県農業改良普及員、県関係機関、JA全農みえから26人が出席しました。

果樹を栽培する各地域での病害虫発生状況や難防除病害虫、防除対策の情報を共有し、農薬の適正使用と防除の効率化をはかるとともに、次年度の防除暦作成に活用し、営農活動や生産振興に役立てることを目的に、隔年開催しています。

樹種別(イチジク、ブドウ、ナシ、カキ、カンキツ、ウメなど)に、産地JAから、今年産の生育状況と病害虫発生状況、難防除病害虫を報告しました。これに対し、他JAや県外での防除対策事例などを紹介しました。

このうちナシのセッションでは、今年産は開花期が早かったこと、台風の影響で収量減となったことなどの生育状況や、カメムシやニセナシサビダニが多く発生したことを報告し、防除対策について活発に情報交換をしました。

JA全農みえ肥料農薬課から、果樹に対して新規登録や適用拡大となった農薬、ドローンでの農薬使用について報告があり、次年度の防除暦に反映させるなどして適正使用をすすめることを確認しました。