伊賀産肉牛生産振興協議会（事務局＝ＪＡ全農みえ畜産課）は１１月１６日、伊賀市千歳のＪＡ全農みえ伊賀家畜市場で、三重県産ブランド牛「伊賀牛」の共進会を開きました。最高位の名誉賞に、有限会社中林牧場（ＪＡいがふるさと）肥育の「はなこ１」号が選ばれ、今年度のチャンピオン牛に輝きました。

伊賀市、名張市の１９生産者から黒毛和種２８頭の出品があり、県畜産研究所、本県本部関係者ら７人が審査し、名誉賞１頭、優等賞５頭の計６頭を選びました。

同社の名誉賞受賞は３度目となります。「はなこ１」号は、体高１３２センチ、胸囲２３１センチ、体重７３５キログラム。審査講評では、横から見たときに深みがあり十分な体積があること、肉づきのバランスがよく、体表面がなめらかで前躯から後躯にかけて一体感があり、みごとな「俵牛」と評価されました。

せりの最高値は、「はなこ１」号の２１６万２１６０円。平均１４８万６０４１円（いずれも税込）で取引されました。