ＪＡ全農みえ茶販売課は１２月７日、鈴鹿市花川町の本県本部北勢茶センターで伊勢茶販売会を開きました。

「伊勢茶」の販売促進と茶商間の情報交換の場として毎年、冬期に２回開いています。県内外の茶商や本県本部茶センターから、煎茶、かぶせ茶、深蒸し煎茶、粉茶、かりがねなど、さまざまな茶種２２０点の出品がありました。

新茶時期までの仕上げ茶の補充買いや、ティーバッグ、ドリンク用原料茶の確保などを目的に、県内外の茶商・小売店２０社が参加しました。見本茶の香りや形状、水色を確かめながら品定めし、本県本部職員が務める仲立ち人のあっせんで、出品茶商と価格交渉をすすめました。

活発な取引となり、会場の各所で「パン、パン、パン」と、交渉成立の手締めの音が響きました。この日の取引は、数量約２０トン、金額９５０万円となりました。