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第4期「アグリキャンパス」第2回研修会を開きました

2018年12月17日
全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)
ニュース
営農対策事業
生産者・JA向け

JA全農みえ営農対策課は12月12日、津市のJA全農みえパールライスセンターで、三重県内の若手担い手農家向け講座第4期「アグリキャンパス」の第2回研修会を開き、受講生5人が参加しました。

今回は、水田作物の品種展望や品質比較、麦・大豆の湿害対策技術について研修しました。

同センターの精米工場の視察では、「精米HACCP」並びに「ISO9001」による品質管理のポイントとして、原料玄米や精米の品質検査や、製造工程での品質や設備の管理などについての説明などを受け、玄米の張り込みから、とう精、選別、包装・計量までの製造工程を見学しました。

米穀情勢の情報提供のあと、県内で多く栽培している「コシヒカリ」、三重県で開発された「みえのえみ」、近年力を入れている業務用米「ほしじるし」の3品種を食べ比べて官能試験を行い、「コシヒカリ」を基準として「つや・香り・硬さ・粘り」などの項目を評価しました。また、米の品質比較では、用意された試料の等級鑑定に挑戦し、集中して取り組んでいました。

午後からは、三重県農業大学校へ移動し、麦・大豆担当指導員、TAC・担い手対応担当者が参加する研修会と合同で、麦・大豆生産技術研修会を開きました。麦・大豆ほ場における地力低下改善のための土づくりについて、湿害対策や土壌物理性改善対策のチゼル深耕体系についての講演がありました。

次回、第3回は県外現地視察研修を行い、農薬製造工場や精米工場、最新の物流システム・機器展示施設の視察などを予定しています。

精米工場の視察の内容を表示

精米工場の視察

米穀情報提供の様子の内容を表示

米穀情報提供の様子

等級鑑定に挑戦の内容を表示

等級鑑定に挑戦

合同研修会の様子の内容を表示

合同研修会の様子