「伊勢茶」の新茶初取引を行いました
2019年05月08日
全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)
ニュース
農産事業
2019年産の伊勢茶初取引を行いました。
三重県内茶市場のトップを切って4月25日に行ったJA全農みえ南勢茶センターの初市には、7点38キログラムが出品され、1キロあたりの最高価格は3万1000円、平均価格は1万5315円で取引されました。
翌4月26日には本県本部北勢茶センターで初市を行い、7点18.5キログラムが出品され、1キロあたりの最高価格は1万9888円、平均価格は1万2904円で取引されました。
今年は、3月下旬から4月初旬の寒の戻りの影響で全国的に茶の生育が遅く、上場数は少ないものの、病害虫や冷霜害のない高品質な新茶が並びました。
本県本部の中野眞司県本部長はあいさつで、「東京オリンピック・パラリンピックを来年に控え、食の安全安心への関心が高まっている。JGAP、グローバルGAPの取り組みをさらに拡大し、品質と安全安心を兼ね備えた『伊勢茶』のブランド力を高めていきたい」と話しました。
会場に新茶のよい香りが広がるなか、茶商と生産者(JA販売担当者)、仲立人の茶センター職員の三者で交渉をすすめました。取引が成立するたび「パンパンパン」と景気よく手を打つ音が響き渡り、好スタートを切りました。

商談開始の手合わせ(南勢茶センター)

商談成立の手合わせ(北勢茶センター)

商談のようす(南勢茶センター)

商談のようす(北勢茶センター)