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JA三重厚生連病院の医療従事者に「伊勢茶」を提供します

2020年05月29日
全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)
ニュース
SR活動

JA全農みえは、茶農家と医療従事者のみなさまを応援するため、JAグループ三重の医療事業を担うJA三重厚生連に県特産の「伊勢茶」を提供します。

6月上旬から順次、県内7か所の厚生連病院などに、伊勢茶を使用したティーバッグ(煎茶、かぶせ茶、深蒸し煎茶)90㌘入り計300パックと、新茶(同3茶種)120㌘入り計60袋をお届けします。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、リーフ茶の売り上げが減少するなど茶農家のみなさまの経営は厳しい状況となっています。同病院でも、感染リスクを抱えながら最前線で対応にあたり、地域医療を支えていただいています。このことから、茶農家と医療従事者のみなさまを応援しようと取り組むこととしました。

提供品は、県全域で生産される「煎茶」、北勢地域特産の「かぶせ茶」、南勢地域で生産の盛んな「深蒸し煎茶」をそれぞれ使用しています。緊急事態宣言解除後も緊張状態が続く医療現場で、多忙な状況にある医療従事者のみなさまにも、手軽なティーバッグで、業務の合間や休憩時に伊勢茶でリフレッシュしていただけるものと考えています。

5月26日に、本県本部の中野眞司県本部長が同連合会の庄山隆裕理事長に取り組みを報告し、提供品見本を贈呈しました。

中野県本部長は、「伊勢茶とともに、少しでもほっとできるひとときを提供させていただきたい」とエールを送りました。庄山理事長は、「ご支援と心温まるエールに感謝します。今後も役職員一丸となって、地域医療、新型コロナウイルス感染症対策に力を尽くしたい」とのお言葉をいただきました。

JA全農では5月中旬から順次、全国105の厚生連病院や医療施設に、本会所属の卓球日本代表、石川佳純選手が監修し、国産食材を使用したレトルトの牛丼やカレー、パックご飯計2万6300食を提供し、医療従事者の食をサポートしています。