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水稲新品種「なついろ」のほ場巡回を行いました

2020年06月04日
全国農業協同組合連合会三重県本部(JA全農みえ)
ニュース
米穀事業

JA全農みえ米穀課は6月2日から、県内各JA、県関係機関と連携して、水稲新品種「なついろ」のほ場巡回を行い、生育状況を確認しました。

近年、業務用米需要が高まっているなかで、「なついろ」は本県の気候に合う品種として県が育成しました。高温登熟性に優れた早生品種で、炊飯米の外観品質がよく良食味であることに着目。2018年から県内各地域で実証試験を行い、本格導入に向けて栽培契約をすすめており、2020年産は40ヘクタールで栽培しています。

ほ場巡回では、関係者が稲の稈長や茎数、葉色などを目視し、順調な生育を確認しました。今後も、地域ごとに生育ステージに応じてほ場巡回を行う予定です。

需要に応じた作付けに取り組み、安定して米を供給することが、県産米に対する評価向上と信頼確保につながることから、本県本部は、生産者の営農の安定に向け、今後もJAや県関係機関と連携して取り組んでいきます。