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「伊勢茶」の新茶初取引を行いました

2021年04月26日
ニュース
生産者・JA向け
農産事業

2021年度の伊勢茶初取引を行いました。

4月20日(火)、全農三重県本部南勢茶センターにて大台町、大紀町の4戸の生産者より8点、58kgの普通煎茶が出品され、1kg当たり平均価格11,275円、最高価格15,000円で取引が行われました。

続く4月23日(金)、同県本部北勢茶センターにおいても初市を開催し、四日市市、鈴鹿市、亀山市の5戸の生産者より15点、353.1kgの普通煎茶とかぶせ茶が出品され、1kg当たり平均価格4,135円、最高価格11,000円で取引されました。

本年は気候にも恵まれ生育も順調に進み、良品質なお茶の取引が行われました。

新型コロナウイルスの感染症拡大防止対策として検温、マスク着用、アルコール消毒の徹底を行った上での初取引(初市)の開催となり、本県本部の大瀬農産部長はあいさつで、「業務用需要は今後しばらく停滞が予想される中で、家庭内でのリーフ茶の消費量はやや増加している。お茶の持つ機能性や茶産地としての魅力を発信し、『伊勢茶』の消費拡大に努めていきたい」と話しました。

会場に新茶の良い香りが広がるなか、茶商と生産者(JA販売担当者)、仲立ち人の茶センター職員の三者で交渉をすすめました。商談がまとまるたび「パンパンパン」と景気よく3度手を打つ音が響き渡り、取引の好スタートを切りました。

一番茶の取引は4月末頃から本格化し、5月末頃まで続きます。

商談成立による「手締め」(南勢茶センター)の内容を表示

商談成立による「手締め」(南勢茶センター)

神事祈祷を行うJAおよび全農の役職員ら(南勢茶センター(川添神社・多気郡大台町))の内容を表示

神事祈祷を行うJAおよび全農の役職員ら(南勢茶センター(川添神社・多気郡大台町))

商談前に、より良い商いを願う手締めの挨拶(北勢茶センター)の内容を表示

商談前に、より良い商いを願う手締めの挨拶(北勢茶センター)

品質を確認しながら商談をすすめるようす(北勢茶センター)の内容を表示

品質を確認しながら商談をすすめるようす(北勢茶センター)