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果樹営農指導担当者情報交換会(ブドウ、カキ)を開きました

2021年06月02日
ニュース
生産者・JA向け
営農対策事業

三重県園芸振興協会(事務局=JA全農みえ営農対策部)は6月1日、松阪市の三重県農業研究所で、第2回果樹営農指導担当者情報交換会を開きました。

各産地の果樹品目の生育状況や生産・栽培に有益な情報を共有し、それぞれが抱える課題の解決やさらなる産地振興をめざして、品目ごとに内容を特化して開催しています。

JA、普及センター、全農みえなどから17人が参加。テーマ品目のブドウとカキについて、各JAから産地状況や生育上の問題点を報告し、意見を交換。県中央農業改良普及センターから対策や当面の管理を説明しました。

ブドウは、全体として病害虫被害は特にないものの、カキでは、養分が余っていることが原因で発生する「遅れ花」が多くみられるとの報告があり、今後の栽培管理として、いずれの品目も灰色かび病対策を重点に挙げました。このあと園地を視察し、情報交換を行いました。

参加者からは、「花芽が多いように感じたので豊作を期待したが、灰色かび病の激発とあっては、今後の栽培管理にいっそうの注意が必要となる。今回参加して、情報を収集できてよかった」などの声がありました。