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第1回果樹営農指導担当者情報交換会(カンキツ)を開催しました

2021年04月27日
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営農対策事業

三重県園芸振興協会(事務局=JA全農みえ営農対策部)は、4月26日(月)に県農業研究所紀南果樹研究室(御浜町)にて、第1回果樹営農指導担当者情報交換会(カンキツ)を開きました。

JAの営農指導員が各産地の果樹品目の生育状況や生産・栽培に有益となる情報を共有し、それぞれ抱える課題の解決やさらなる産地振興をめざしています。

果樹品目ごとに内容を特化し、第1回となる今回はカンキツについて、情報交換会および園地視察の形式で実施しました。

情報交換会では各JAから生育状況や生育上の問題を報告し、産地間で共通する課題やその解決策等について自由に意見交換を行いました。

また、県中央農業改良普及センターより、調査研究報告として、幼木摘蕾作業の簡略化に関する農薬の有用性をはじめ、ドローンやセンシング技術を活用した果樹病害虫防除について説明し、農薬等の使用・用法については適宜相談してほしいと呼びかけました。

その後の園地視察では、カンキツの開花状況や試験栽培を行っている「コブミカン」の栽培状況を確認しました。

新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を講じた上で開催し、参加者は、「日頃ふと考えていた小さなことも、顔と顔を合わせることで気軽に情報交換ができ、貴重な機会だった。日常の営農指導業務に活かしていきたい。」と話しました。

第2回はカキ・ブドウをテーマとし、6月1日開催を予定しています。

生育状況を報告するようすの内容を表示

生育状況を報告するようす

園地にて生育状況を確認するようすの内容を表示

園地にて生育状況を確認するようす