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「田んぼの生きもの調査」を行いました

2021年06月21日
ニュース
SR

JA全農みえは6月16日、JAいがふるさとと協力し、名張市立薦原小学校5年生の稲作体験学習の一環として、「田んぼの生きもの調査」を行いました。

米をつくる田んぼとそこに棲む生きものとのつながりを子どもたちに認識してもらい、食の大切さや田んぼの多面的機能を理解してもらうことを目的に、2013年から毎年開催しています。

初めに教室で授業を行い、田んぼには多くの生きものが生息しており、米づくりと密接につながっていること、ごはんを食べて生きものの棲む環境を守ることの大切さを説明しました。
その後、子どもたちが自ら田植えを行った田んぼへ移動し、生きものを探索。あいにくの雨天となりましたが、子どもたちは熱心に田んぼのようすを観察し、生きものを見つけたり、捕まえたりするたびに歓声をあげていました。今回の調査では、オタマジャクシやアメンボ、クモ、コオイムシ、カイエビなどの生息を確認しました。

調査の後には稲の分けつや長さを測定し、田植えを行ったときから成長していることを確認しました。今後も田んぼの観察などを継続し、秋の収穫時にも生きもの調査を実施する予定です。

教室での授業の内容を表示

教室での授業

生きもの調査の内容を表示

生きもの調査

稲の生育調査の内容を表示

稲の生育調査

子どもたちが田植えを行った田んぼの内容を表示

子どもたちが田植えを行った田んぼ