伊賀産肉牛生産振興協議会（事務局＝ＪＡ全農みえ畜産課）は１１月１２日、伊賀市のＪＡ全農みえ伊賀家畜市場で２０２１年度の「伊賀産肉牛共進会」を開きました。最高位の名誉賞に農事組合法人にしそわ牧場（ＪＡいがふるさと）出品の「めいげつ６」号が選ばれ、今年度のチャンピオン牛に輝きました。

伊賀市、名張市の１４生産者から黒毛和種２１頭の出品がありました。県畜産研究所、県畜産専門職員ら６人が審査し、名誉賞１頭、優等賞３頭の計４頭を選びました。

「めいげつ６」号は、体重７６０キロ、体高１３５センチ、胸囲２３５センチ。背腰から肩にかけてのバランスのよい肉づきや、横から見たときに深みのある体積感、体のなめらかさなど、非の打ちどころのないすばらしい牛と高く評価されました。

同牧場の上林昌徳代表は自身初の栄冠に、「ずっと健康に育ってくれた牛で、大変うれしい。家族やＪＡの協力を得ながら飼っていた成果が出た。これからも伊賀牛をがんばって育て、みなさんに提供していきたい」と喜びを話しました。

せりの最高値は「めいげつ６」号の１９２万５０００円。平均１５５万２５７１円（いずれも税込み）で取引されました。

入賞は次のみなさまです（敬称略、すべてＪＡいがふるさと）。

おめでとうございます。

▽名誉賞＝（農）にしそわ牧場

▽優等賞１席＝重倉政夫「ゆみか」

▽優等賞２席＝藤岡淳次「しずく」

▽優等賞３席＝（有）中林牧場「おりょう」