ＪＡ全農みえ茶販売課は１２月９日、鈴鹿市花川町の北勢茶センターで伊勢茶販売会を開き、県内外の茶商・小売店１８社２３人が参加しました。

この販売会は、「伊勢茶」の販売促進と茶商間の情報交換の場として開いています。２年ぶりの開催となった今回は、県内をはじめ県外（高知県、静岡県、京都府、岐阜県）の茶商などから、煎茶、かぶせ茶、深蒸し煎茶、粉茶、かりがねなど、さまざまな茶種１５０点の出品がありました。

参加した茶商らは、新茶時期までの仕上げ茶の補充買いや、ティーバッグ、ドリンク用原料茶の確保など、それぞれの目的に合った茶を仕入れようと、見本茶の色や香り、形状、水色を入念に確認していました。

本県本部職員が務める仲立ち人のあっせんで活発に商談が行われ、話がまとまると、「パン、パン、パン」と３回手をたたいて交渉成立を告げる手締めの音が会場に響きました。この日の取引金額は５９２万円となりました。