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「伊勢茶」の新茶初取引を行いました

2022年04月28日
ニュース
農産事業

2022年産「伊勢茶」の新茶初取引が4月25日(月)県内茶市場トップを切り、全農三重県本部南勢茶センターにて開催されました。

大台町、大紀町の8戸の生産者より25点、293kgの普通煎茶が出品され、1kg当たり平均価格5,547円、最高価格は15,000円で取引が行われました。

続く4月27日(水)、同県本部北勢茶センターにおいても初市を開催し、鈴鹿市、亀山市の5戸の生産者より12点、141.6kgの玉露茶とかぶせ茶、普通煎茶が出品され、1kg当たり平均価格5,555円、最高価格は18,000円で取引されました。

本年は気候にも恵まれ生育も順調に進み、良品質なお茶の取引が行われました。

昨年までに引き続き新型コロナウイルスの感染症拡大防止対策として検温、マスク着用、アルコール消毒の徹底を行った上での初取引(初市)の開催となり、本県本部の大瀬農産部長はあいさつで、「食生活の変化や健康志向の高まりもあり、家庭でのリーフ茶の消費は堅調に推移している。菓子加工向けなど抹茶の利用拡大も進んでいる。多角的な需要を見据え、さまざまな販売経路で伊勢茶の魅力を発信していきたい」と話しました。

会場に新茶の良い香りが広がるなか、茶商と生産者(JA販売担当者)、仲立ち人の茶センター職員の三者で交渉をすすめ、商談がまとまるたび「パンパンパン」と景気よく3度手を打つ音が響き渡り、取引の好スタートを切りました。

一番茶の取引は5月上旬頃から本格化が始まり、5月下旬頃まで続きます。

神事祈禱を行う職員ら(川添神社・多気郡大台町)の内容を表示

神事祈禱を行う職員ら(川添神社・多気郡大台町)

新茶の商談をすすめるようす(南勢茶センター)の内容を表示

新茶の商談をすすめるようす(南勢茶センター)

品質を確認しながら商談をすすめるようす(北勢茶センター)の内容を表示

品質を確認しながら商談をすすめるようす(北勢茶センター)

取引成立による「手締め」(北勢茶センター)の内容を表示

取引成立による「手締め」(北勢茶センター)