三重県肥料農薬委員会（事務局＝ＪＡ全農みえ肥料農薬課）を５月１２日、津市のＪＡ三重健保会館で開き、ＪＡ委員、全農関係者１５人が出席しました。

２０２２年６月から１０月までの秋肥の価格交渉経過と結果を報告。ウクライナ侵攻に伴う国際市況の高騰や急激な円安の進行のなか、メーカー交渉においては、国の支援策も活用し、調達困難国からの産地の切り替えや多元化による肥料原料の安定確保を確実にすすめていくことなどを報告しました。

このあと、「令和４肥料年度（２０２２年６月～２０２３年５月）営農相談・肥料協同購入運動」の基本要領・取扱要領、肥料協同購入積立金事務手続き、令和４秋肥価格に対する特別対策要領などを説明。引き続き「新たな肥料の共同購入運動」の取り組みを軸に、生産資材コスト低減に向けた支援を行うとともに、組織結集の強化をはかることを確認しました。