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三重県育成水稲品種「なついろ」の栽培ほ場を巡回しました

2022年06月13日
ニュース
生産者・JA向け
米穀事業

JA全農みえ米穀課は5月下旬から6月上旬にかけて、県内JAや県関係機関と連携して県育成水稲品種「なついろ」の栽培ほ場を巡回し、生育状況を確認しました。

全農みえは、需要に応じた作付けをすすめ、品質の安定した米を実需者に供給することで、県産米に対する評価向上と信頼確保につなげようと取り組んでいます。

「なついろ」は、業務用需要の契約栽培米として、三重県の気候風土に合う品種をめざし育成されました。高温登熟性に優れた早生品種で、炊飯米の外観品質がよく、良食味であることが特長です。

2018年から県内各地で本品種の実証試験を行っており、2022年産は本格導入として契約栽培を推進し、230ヘクタールで栽培を予定しています。

関係者は、各ほ場で稲の茎数や葉色などを目視し、順調な生育を確認しました。今後も、地域ごとに生育ステージにあわせてほ場巡回を行い、収量向上と高品質米生産に向けて取り組みます。