伊賀牛共進会を開きました
2022年11月14日
ニュース
畜産事業
伊賀産肉牛生産振興協議会(事務局=JA全農みえ畜産課)は11月11日、伊賀市千歳のJA全農みえ伊賀家畜市場で2022年度の「伊賀産肉牛共進会」を開きました。最高位の名誉賞に有限会社中林牧場(JAいがふるさと)出品の「かつゆきふじ」号が選ばれ、今年度のチャンピオン牛に輝きました。
伊賀市、名張市の11生産者から黒毛和種17頭の出品がありました。県畜産研究所、県畜産専門職員ら7人が審査し、名誉賞1頭、優等賞3頭の計4頭を選びました。
「かつゆきふじ」号は、体重725キロ、体高131センチ、胸囲231センチ。審査講評では、体格は小さいながらもしっかりとした肉づきで、肩からお尻にかけてまんべんなく肉がついており、後ろから見るときれいなラインで非常にバランスが良い牛と高く評価されました。
同社の中林真一郎さんは、3年ぶり5度目の栄冠に、「家族や従業員のおかげで今回の賞をいただけた。これからも伊賀牛が郷土の特産品として存続していくよう生産者として頑張っていきたい。」と喜びを話しました。
せりの最高値は「かつゆきふじ」号の188万円、平均143万8000円(いずれも税抜き)で取引されました。
入賞は次のみなさまです(敬称略、すべてJAいがふるさと)。おめでとうございます。
▽名誉賞=(有)中林牧場「かつゆきふじ」
▽優等賞一席=(農)にしそわ牧場「なみ」
▽同二席=山﨑祥生「ゆりさかえ1」
▽同三席=(農)半田肉牛肥育組合「くろひめ12」
名誉賞に輝いた「かつゆきふじ」号と中林真一郎氏と名誉賞購買者