なばな栽培の機械化実証試験に取り組んでいます
2022年11月25日
ニュース
営農対策事業
JAみえきた、JA三重中央会、県、JA全農みえなどは、「三重なばな」の生産者数・作付面積の維持・拡大をめざし、なばな栽培の機械化実証試験に取り組んでいます。
同試験は2020年度より、国の補助事業「水田農業高収益作物導入推進事業」を活用して、JAみえきたの子会社である(株)みえきたアグリを事業主体としながら、関係機関が連携してすすめてきました。
今年度は、農作業の効率化・省力化につなげるため、機械化体系の確立に向けて、播種作業では「全地球衛星測位システム(GNSS)」付きのトラクターを、収穫作業では加工用野菜収穫機を使用した実証に取組んでいます。
また、収穫後の選別や出荷作業では、福祉事業所への作業委託による人材確保を行うことで、労働力不足の課題解決のための新たな出荷体系の確立とともに、就労支援にもつなげています。
今後、水田を中心にした担い手農家への普及・拡大をめざし、試験結果の検証を深めていくこととしています。
加工用野菜収穫機を活用した収穫作業
加工用野菜収穫機を活用した収穫作業