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伊賀産肉牛生産振興協議会60周年記念式典を開きました

2023年01月30日
ニュース
畜産事業

伊賀産肉牛生産振興協議会(事務局=JA全農みえ畜産課)は1月23日、伊賀市の上野フレックスホテルで協議会発足60周年を記念した式典を開き、三重県知事などの来賓や生産者、販売店、産地代表など関係者約80人が出席しました。

式典では功労者表彰を行い、伊賀牛の創成期から生産者による組織的な取り組みを始め、伊賀産肉牛共進会で最高位の「名誉賞」を何度も受賞した中林正悦さん、家畜商として精肉店への橋渡しだけでなく生産者への素牛導入や肥育に関する指導を行い、伊賀牛の発展に貢献した福永明大さんが表彰を受けました。

このほか、伊賀牛を扱う精肉販売店や、子牛産地に感謝状を贈呈しました。

畜産を取り巻く情勢は、飼料や資材の高騰など厳しい状況が続いているなか、県外での知名度向上に向けた京都食肉市場への出荷や輸出にも取り組み、販売力とブランド力のさらなる強化を目指すこととしています。

本協議会は、管内関係市町村、関係農協および関係農業団体が中心となり伊賀牛産地の造成と生産振興を目的として1962年に発足しました。

2022年現在、伊賀市、名張市の23戸の農家により約2400頭が肥育され、年間約1200頭が出荷されています。

一見知事による来賓挨拶の内容を表示

一見知事による来賓挨拶

功労者表彰を受ける中林さんの内容を表示

功労者表彰を受ける中林さん

功労者表彰を受ける福永さんの内容を表示

功労者表彰を受ける福永さん

きめが細かくやわらかな肉質が高く評価される「伊賀牛」の内容を表示

きめが細かくやわらかな肉質が高く評価される「伊賀牛」