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「伊勢茶」の新茶初取引を行いました

2023年04月26日
ニュース
農産事業

JA全農みえ南勢茶センターは4月20日、県内茶市場トップを切って2023年産「伊勢茶」の新茶初取引を開催しました。大台町、大紀町の5戸の生産者より17点、160キログラムの普通煎茶が出品され、1キロ当たりの平均価格は9,326円、最高価格は35,880円で取引されました。

翌21日、全農みえ北勢茶センターにおいても初市を開催し、鈴鹿市、亀山市の7戸の生産者より20点、500.4キログラムの玉露茶とかぶせ茶、普通煎茶が出品され、1キロ当たりの平均価格は4,636円、最高価格は18,000円で取引されました。

今年は気候にも恵まれ生育も順調にすすんだことから、例年以上に品質の良いお茶がそろいました。

多くの参加者を迎え、全農みえの大瀬農産部長はあいさつで、「茶の消費需要が変化するなか、業界で一致団結し、絶え間ない創意工夫をもって伊勢茶ブランドの確立と海外マーケットを視野に入れた販路拡大に努めていきたい」と話しました。

会場に新茶の爽やかな良い香りが広がるなか、茶商と生産者(JA販売担当者)、仲立ち人の茶センター職員の三者で交渉をすすめました。商談がまとまるたび、3度手を打つ活気のよい手締めの音が響き渡り、本年度の取引も好スタートを切りました。

神事祈禱を行う職員ら(川添神社・多気郡大台町)の内容を表示

神事祈禱を行う職員ら(川添神社・多気郡大台町)

取引成立による「手締め」(南勢茶センター)の内容を表示

取引成立による「手締め」(南勢茶センター)

そろばんをはじいて商談をすすめるようす(北勢茶センター)の内容を表示

そろばんをはじいて商談をすすめるようす(北勢茶センター)