ＪＡ全農みえ園芸課は６月６日、津市のＪＡ三重健保会館で２０２３年産加工かぼちゃ出荷販売会議を開き、ＪＡ、県関係機関、全農みえの関係者２９人が会場やリモートで出席しました。

各産地ＪＡや普及センターからほ場巡回の結果について、大きな病害虫被害もなく生育は概ね順調で、多くのほ場で一番果が着果していることなどを報告しました。今後の栽培管理のポイントとして、梅雨時期の病害虫防除や排水対策、肥大期の日焼け対策や肥培管理を徹底することを確認しました。

全農みえから今年産の出荷・販売計画を示し、新規を含む出荷販売先ごとの品種や出荷時期、荷姿、予定数量、出荷規格に関する変更点などを確認しました。また、生産者の手取り向上につなげるため、昨年度、規格外品を活用して初めて取り組んだ香港への輸出は好調であったことから、今年産は数量の上限を設けず出荷可能にするとしました。

出荷は７月中旬からスタートし、ピークは７月下旬から８月上旬ごろを見込んでいます。