みえの米ブランド化推進会議（事務局＝ＪＡ全農みえ米穀課）は６月１６日、津市のＪＡ三重健保会館で総会を開きました。

県内米穀卸、県、関係機関、全農みえから１２人が出席。２０２２年度事業報告・収支決算、２０２３年度事業計画・収支予算など３議案を審議し、承認しました。

２０２３年度は、新型コロナ対策規制の緩和に伴う、今後の消費動向を見極めながら、三重県産米のシェア拡大に向け、普及ＰＲや情報発信、食育活動、ブランド力向上への取り組みをすすめるとともに、品質改善や環境保全型農業などの推進に向けた支援を行います。

生産対策では、選ばれる産地づくりをめざした県産米の品質向上と環境にやさしい農業の推進に向け、情報発信や支援活動に取り組みます。流通販売対策では、県産米の認知度向上や消費拡大に向けたＰＲ活動、県委託事業を活用した観光業での県産米導入推進や宿泊事業者などと連携した販売促進活動に取り組みます。

県産ブランド米「結びの神」については、学校給食への供給も始まり、需要に応じた生産規模の確保に向けて取り組むとともに、さらなる販路拡大と認知度向上に向けて関係者が一体となって取り組みをすすめていきます。