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越境ECを活用し「伊勢抹茶」の海外販売を展開します

2023年06月22日
ニュース
農産事業

JA全農みえ茶販売課は、「伊勢茶」の碾(てん)茶を原料に「伊勢抹茶」のブランドで商品化し、インターネット販売をしています。新たな展開として抹茶需要の高い海外に向け、越境EC(電子商取引)サイトを活用した販売に乗り出します。

同課はリーフ茶の販売促進に努めるとともに、県北勢地域で生産される碾茶を使用した新たな商品開発に取り組みました。商品は、一番茶の碾茶を使った「茶会用50グラム缶」と、お菓子や料理などへの用途を想定した「加工用500グラム袋」の2種類。2023年5月から、全農が運営する「JAタウン」やふるさと納税などのECサイトで販売を始めました。

新たな販売展開として、日本食ブームや健康志向の高まりで緑茶・抹茶需要が伸長している海外に向け、国境を越えて通信販売を行う越境ECの活用を模索してきました。物流や商流の取引条件やサポート体制などを勘案し、中国大手越境ECモールへの参入を決めました。

先行して伊勢茶ティーバッグを商品登録し、その後、本丸の伊勢抹茶商品を出品する予定です。世界のEC市場規模は年々、増加しており、同国最大級の越境ECモールを通じて同国の消費者に直接、伊勢抹茶を売り込みます。

今後の展開については、国内外いずれに向けても、小売商品としての提案や加工向けとしてメーカーへの原料供給など、多角的な需要を見据えて伊勢抹茶の魅力を発信します。リーフ茶の需要喚起や販路開拓・拡大につながるよう、抹茶の取り組みにも力を入れていきます。

「伊勢抹茶」のご購入はこちらから(「JAタウン 三重の味自慢」ショップへ)