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三重県育成水稲品種「なついろ」の栽培ほ場巡回を行いました

2023年06月23日
ニュース
生産者・JA向け
米穀事業

JA全農みえ米穀課は6月上旬から、県内JAや県関係機関と連携して県育成水稲品種「なついろ」の栽培ほ場を巡回し、生育状況を確認しました。

同品種は、業務用需要の契約栽培米として、三重県の気候風土に合う品種をめざして育成されました。高温登熟性に優れた早生品種で、炊飯米の外観品質がよいのが特徴です。2022年産から本格導入して契約栽培に取り組み、2023年産は280ヘクタールで栽培を予定しています。

巡回では、関係者が稲の茎数や葉色などを目視し、順調な生育を確認しました。今後、地域ごとに生育ステージに応じてほ場巡回を行います。

需要に応じた作付けをすすめ、品質の安定した米を実需者に供給することで、県産米への評価向上と信頼確保につなげるため、同課は今後もJAや県関係機関と連携して、契約栽培米の需要を確保し、生産者の営農の安定に向けて取り組みます。