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第36回三重県いちご共進会表彰式と生産者研修会を開きました

2023年07月07日
ニュース
営農対策事業

三重県園芸振興協会(事務局=JA全農みえ営農対策部)は7月4日、松阪市のJAみえなか本店で「第36回三重県いちご共進会」の表彰式を開きました。農林水産大臣賞に輝いた森見学さん(JA伊勢、かおり野)をはじめ特別入賞者計19人を表彰しました。

同共進会は2023年1月11日・12日に開き、県内6JAから117点が出品。県や卸売市場の関係者が果実の外観や玉ぞろい、糖度、食味などを審査しました。講評では、全体に果実の食味がよく、特に上位入賞のイチゴは着色基準に沿った着色と果形で統一されたすばらしいものだったと報告がありました。

表彰式終了後、生産者研修会を開き、生産者、JA、県関係機関、全農みえなどから118人が参加しました。

県農業研究所から「イチゴ栽培に適した生産環境づくりのために」を講演。水耕栽培での着果(花)数管理や種子繁殖型品種を用いて育苗ハウスをコストカットした栽培体系など、イチゴ栽培試験の近年の取り組み内容を報告しました。このほか、ハダニ・アザミウマ防除やみどりの食料システム戦略にかかる事業についての情報提供があり、参加者は熱心に聴講しました。

大臣賞に次ぐ主な受賞者は次のみなさまです(敬称略、かっこ内はJA名と品種名)。
おめでとうございます。

▽県知事賞=株式会社髙瀬農園(みえなか、かおり野)
▽東海農政局長賞=林勝一(多気郡、章姫)
▽県議会議長賞=田口泰史(みえなか、章姫)
▽JA全農会長賞=岩﨑勇士(伊勢、かおり野)

大臣賞の表彰を受ける森見さん(左)の内容を表示

大臣賞の表彰を受ける森見さん(左)

イチゴ栽培に関する講演の内容を表示

イチゴ栽培に関する講演