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土壌診断研修会を開きました

2023年06月28日
ニュース
生産者・JA向け
生産資材事業

JA全農みえ肥料農薬課は6月28日、津市にある同課会議室で2023年度の土壌診断研修会(基礎編)を開きました。

JAグループは、施肥コストの抑制をめざし、土壌診断にもとづく適正施肥をすすめています。研修会は、生産者への土壌診断に基づく土づくりや施肥指導を担うJA職員を養成することをねらいに、年度内に基礎編、実践編の各1回ずつ開催しています。

県内JAの営農指導員など15人が参加。土壌や肥料、土壌診断の基礎知識、土壌診断項目、分析結果の活用法などの講義と演習を行いました。特に、分析結果の活用法に関する演習では、今年7月からガイドラインに基づく土づくりの適正範囲が改定されることを受け、改定後の範囲を用いて施肥設計の方法を確認しました。

参加者は、土壌診断を切り口とした施肥設計や資材提案を通じて、生産者との信頼関係強化に役立てようと研修に取り組んでいました。

このあと、広域土壌分析センター三重の施設を見学し、土壌分析の流れや分析装置について知識を深めました。その際、全農担当者は各JAへ土壌診断の積極的な活用を呼びかけました。