三重県園芸振興協会（事務局＝ＪＡ全農みえ営農対策部）は７月２５日、桑名市長島町の輪中の郷で「第１３回三重県トマトほ場共進会」の表彰式を開きました。

農林水産大臣賞に輝いた三輪陽一さん（ＪＡみえきた）をはじめ、各部門の入賞者計１７人を表彰しました。

共進会には県内５ＪＡから５５ほ場が出品。４作型（早熟、抑制、促成、半促成）に分けて、県関係機関の関係者が草勢や果実の状況、ほ場衛生など１６項目を審査しました。

講評では、出品ほ場は管理が行き届いており、特に入賞ほ場はハウス内の環境も整えられ、適切な管理作業のもと安定した栽培が行われていたとの報告がありました。

表彰式終了後、生産者研修会を開き、生産者、ＪＡ、県関係機関、全農みえなどから約８０人が参加しました。

県農業研究所から「難防除病害虫の対策と新たな病害虫について」を講演しました。薬剤耐性灰色かび病菌やタバココナジラミを中心に、近年問題となっている病虫害への対策を紹介しました。

このほか、生産現場での環境配慮に向けたみどりの食料システム戦略にかかる事業についての情報提供があり、参加者は熱心に聴講しました。

展示ブースでは、光合成促進機の紹介などがあり、参加者は関係者に効果を質問するなどして熱心に見入っていました。

大臣賞に次ぐ主な受賞者は、次のみなさまです（敬称略）。

おめでとうございます。

▽県知事賞＝谷口順吾（ＪＡ伊勢）

▽東海農政局長賞＝服部達哉（ＪＡみえきた）

▽県議会議長賞＝服部有哉（ＪＡみえきた）

▽ＪＡ全農会長賞＝浅井優（ＪＡみえきた）