新着情報

輸出向け三重県産カボチャを出荷しました

2023年08月23日
ニュース
農産事業

JA全農みえは7月下旬から8月中旬にかけて、2023年産の県産カボチャ「えびす」「蔵の匠(たくみ)」など約4.47トンを香港に向けて出荷しました。

全農みえは県産農産物の国内外への販路拡大に取り組むなか、2022年度、規格外品のカボチャを活用して約3.7トンを香港へ初めて送り出し、好調となりました。

香港などアジアでは、質と味のよい日本産カボチャは人気があり、スーパーで1玉売りに向く小玉の引き合いが強い状況となっています。そこで今年産は数量の上限を設けず出荷可能とし、生産者の手取り向上につなげることとしました。

8月10日、台風7号が接近するなか、主産地のJA鈴鹿の集荷場では、同JAや全農みえの担当者らが出荷作業に追われていました。この台風の影響で、8月下旬まで予定していた出荷を断念せざるを得なくなりましたが、昨年度を上回る出荷量となりました。

アジア市場で人気の国産カボチャは安定的な輸出品となっており、全農みえ園芸課は、生産者の所得向上につなげるためいっそうの生産拡大に取り組むこととしています。

輸出向けカボチャの検品の内容を表示

輸出向けカボチャの検品