ＪＡ全農みえ営農対策課は１１月１６日、松阪市の三重県農業研究所と市内のイチゴほ場で施設野菜実践研修会を開き、ＪＡ営農指導員や県農業改良普及員など１８人が参加しました。

本研修会は、県域で水平展開する園芸生産振興品目の栽培技術を習得し、営農指導力を強化することを目的に２０１７年度から開催しています。

本年度第２回となる今回は、県中央農業改良普及センターから、定植後の管理方法、近年多発している病害虫の防除方法を説明。続けて、県農業研究所から、イチゴの栽培管理での注意点について説明しました。実習では、県内のイチゴほ場に移動し、ハウスサイドに使用する防虫ネットの展張作業を学びました。

参加者は「品種に応じた管理方法を学ぶことができ、貴重な機会だった。また、防除作業の中で体感した課題や実践した工夫を今後の推進活動に活かし、イチゴ産地の発展へとつなげていきたい」と話しました。