ＪＡ全農みえ茶販売課は１２月６日、鈴鹿市の北勢茶センターで年内最終となる伊勢茶販売会を開きました。

この販売会は、伊勢茶の販売促進と茶商間の情報交換の場として毎年、冬期に開いています。今回は、県内外の茶商や全農みえ北勢・南勢両茶センターから、煎茶、かぶせ茶、深蒸し煎茶、ほうじ茶、粉茶、かりがねなど、さまざまな茶種１３０点の出品がありました。

新茶時期までの仕上げ茶の補充買い、ティーバッグやドリンク用原料茶の確保などを目的に、県内外の茶商・小売店１５社が参加。それぞれの目的に合った茶を仕入れようと、見本茶の色や香り、形状、水色を入念に確認し、全農みえ職員が務める仲立ち人のあっせんで、出品茶商と価格交渉をすすめました。

活発な取引となり、話がまとまると、「パン、パン、パン」と３回手をたたいて交渉成立を告げる手締めの音が景気よく響きました。