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「伊勢茶」の新茶初取引を行いました

2024年04月30日
ニュース
農産事業

新茶シーズンを迎え、JA全農みえが運営する茶市場で2024年産「伊勢茶」の初取引を行いました。

県内茶市場のトップを切って4月24日、全農みえ南勢茶センターで初取引を開催。大台町、大紀町の生産者5戸から15点、116キログラムの普通煎茶が出品されました。1キロあたりの最高価格は55,500円、平均価格は9,079円で取引されました。

同26日には、全農みえ北勢茶センターで初市を開催。鈴鹿市、亀山市、四日市市の生産者6戸から15点、523.3キログラムの煎茶、かぶせ茶が出品され、1キロ当たりの最高価格は18,000円、平均価格は3,656円で取引されました。

今年の茶の生育は、3月に寒の戻りがあったものの、4月に入り適度な気温上昇や降雨があったことから順調にすすみました。茶園の状況は、霜害もなく芽ぞろいのよい、良好な品質の新茶が育っています。

新茶のさわやかな香りが広がるなか、茶商と生産者(JA販売担当者)、仲立ち人の茶センター職員の三者で交渉をすすめ、商談がまとまるたび、威勢よく三度手を打つ「手締め」の音が響きわたり、今年の取引も好スタートを切りました。

全農みえ大瀬憲一農産部長は、「生産者が丹精込めた良質な新茶をぜひ多くの方に味わっていただきたい」とPRしました。