三重県肥料農薬委員会（事務局＝ＪＡ全農みえ肥料農薬課）を５月２日、津市のＪＡ三重健保会館で開き、ＪＡ委員、全農関係者１５人が出席しました。

２０２４年６月から１０月までの秋肥の価格交渉経過と結果を報告。肥料原料の国際市況は、２０２３年の値下げ基調から、主要需要国向けの荷動き回復により上昇傾向に転じており、また、国内の肥料価格は依然、高水準にあるため、低コスト肥料の普及拡大や土壌診断を活用した適正施肥などに取り組むことを報告しました。

このあと、「令和６肥料年度（２０２４年６月～２０２５年５月）営農相談・肥料協同購入運動」の基本要領・取扱要領、肥料協同購入積立金事務手続きなどについて説明。その後、銘柄集約による集中購買や担い手直送規格の取り組みなどを実施し、生産資材コスト低減に向けた支援を行うとともに、さらなる需要結集をめざすことを確認し合いました。