野菜価格安定制度に関する担当者研修会を開きました
2024年06月17日
ニュース
生産者・JA向け
農産事業
JA全農みえ園芸課は6月11日、津市のJA三重健保会館で「野菜価格安定制度」に関する担当者研修会を開き、JAなどから16人が参加しました。
同制度は、生産者の安定生産と消費者への安定供給をはかるため、主に市場価格の著しい低落時に一定の価格補てんを行う制度です。この制度の事業のうち、三重県では主に「指定野菜価格安定対策事業」「特定野菜等供給産地育成価格差補給事業」を利用しています。
研修会では、各事業の対象となる野菜や産地、作付け面積や共同出荷の要件、補てん内容などの概要や、手続きの流れと実務、年間スケジュールを説明。参加者は、生産者への補給金交付をより迅速かつ正確に行うための事務処理のポイントなどを確認しました。
また、同制度と選択制になっている農業経営の収入減少を補てんする「収入保険制度」との同時利用の取り扱いについて説明。両制度は特例を除き同時利用できないことから、重複加入防止に向けた対応を確認しました。

