みえの米ブランド化推進会議総会を開きました
2024年06月25日
ニュース
米穀事業
みえの米ブランド化推進会議(事務局=JA全農みえ米穀課)は6月20日、津市のJA三重健保会館で総会を開きました。
県内米穀卸、県、関係機関、全農みえから12人が出席。2023年度事業報告・収支決算、2024年度事業計画・収支予算など3議案を審議し、承認しました。
新型コロナの影響からの回復やインバウンド需要の高まりなどで、米の需給が引き締まる傾向にあるなか、2024年度は、今後の生産・消費動向を見極めながら、生産・流通販売各対策の継続的な取り組みを展開し、県産米の消費拡大とブランド力向上、本県の水田農業の維持拡大に向けた検討を関係機関が一体となってすすめていきます。
生産対策では、高温による生育不良や資材高騰などで生産者の経営が厳しいなか、啓発資材の作成や情報発信、生産支援活動により、品質改善や生産力向上、消費動向をふまえた作付け転換をすすめます。「結びの神」については需要に応じた生産規模の確保に取り組みます。
流通販売対策では、実需者が消費地近隣での原料確保をすすめる動きを注視しながら、県産米のいっそうの消費拡大やブランド力向上、「結びの神」のさらなる販路拡大と認知向上に取り組みます。また、県委託事業を活用した飲食・宿泊事業者による県産米PR活動支援や首都圏での情報発信・PR活動をすすめます。

