三重県トマトほ場共進会表彰式と生産者研修会を開きました
2024年07月26日
ニュース
営農対策事業
三重県園芸振興協会(事務局=JA全農みえ営農対策部)は7月23日、桑名郡木曽岬町の木曽岬町民ホールで「第14回三重県トマトほ場共進会」の表彰式を開きました。農林水産大臣賞に輝いた伊藤冨士雄さん(JAみえきた)をはじめ入賞者計16人を表彰しました。
共進会には県内4JAから50ほ場が出品。4作型(早熟、抑制、促成、半促成)に分けて、県関係機関の関係者が草勢や果実の状況、ほ場衛生など16項目を審査しました。
講評では、出品ほ場は管理が行き届いており、特に入賞ほ場は、不安定な気象条件であったにも関わらず、ハウス内の環境も整えられ、適切な管理作業のもと安定した栽培が行われていたとの報告がありました。
表彰式終了後、生産者研修会を開き、生産者、JA、県関係機関、全農みえなどから76人が参加しました。
燃料や肥料の価格が高水準のなか、2023年作は猛暑による高温障害や暖冬の影響など非常に厳しい栽培環境となったことから、今後の重要課題として高温対策に関するテーマを設定。ハウス内の高温抑制対策や暑熱環境でのスマートウェアを用いた労働安全衛生対策、高温ストレス対策などについての講演や情報提供を行いました。
参加者は、さらなる品質の安定や生産性の向上に向け、あらためて高温対策への認識を深めました。
共進会の主な受賞者は、次のみなさまです(敬称略)。
おめでとうございます。
▽農林水産大臣賞=伊藤冨士雄(JAみえきた)
▽三重県知事賞=服部達哉(JAみえきた)
▽東海農政局長賞=南部孝司(JA多気郡)
▽県議会議長賞=谷口順吾(JA伊勢)
▽JA全農会長賞=浅井優(JAみえきた)

大臣賞の表彰を受ける伊藤さん

