第4回三重県なし品評会を開きました
2024年08月13日
ニュース
営農対策事業
三重県園芸振興協会(事務局=JA全農みえ営農対策部)は8月9日、松阪市の三重県地方卸売市場で「第4回三重県なし品評会」を開きました。
県内6JAから主力品種「幸水」計59点が出品され、最高位の県知事賞にJAみえきたの萩寿典さんが輝きました。
品評会は、幅広い生産者の栽培技術を評価・共有することで、生産者のモチベーション向上と県全体の生産振興につなげることを目的としています。県の普及・研究機関や市場関係者4人が、形状や着色、玉ぞろい、糖度などを審査しました。
審査長を務めた県中央農業改良普及センターの山上尚史果樹普及課長は「梅雨明け後の好天で全体的に糖度が高く、品質のよいナシが多数出品された。上位のナシは玉ぞろいがよく、着色、形状もそろっており、生産者の行き届いた生産管理が表れていた。盆の需要期を前に品評会を開催することで、県産ナシの消費拡大につながることを期待したい」と講評しました。
三重県の2020年度出荷量は2280トン、結果樹面積139ヘクタール。2024年産は大きな病害虫被害もなく順調に生育しました。
品評会の主な入賞者は次のみなさまです(敬称略)。おめでとうございます。
▽県知事賞=萩 寿典(JAみえきた)
▽県議会議長賞=澤井由則(JAみえなか)
▽県農業会議会長賞=垣野祐一(JAみえなか)
