香港向け「三重県産 煌南瓜」を輸出しました
2024年09月03日
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農産事業
生産者・JA向け
JA全農みえは7月下旬から8月下旬にかけて、2024年産の県産カボチャ約3.5トン香港に向けて出荷しました。香港などアジアでは、質と味のよい日本産カボチャは人気があり、これまで規格外となっていた小玉のニーズが高く、生産者の所得向上のため輸出拡大を進めています。
全農みえから香港に向けたカボチャの輸出は今年で3年目。「えびす」「蔵の匠(たくみ)」など約3~5トン/年を香港へ送り出します。
今年産からは、香港向けを「三重県産 煌南瓜(きらめきかぼちゃ)」としてブランド化を進めています。
7月下旬、主産地のJA鈴鹿の集荷場では、同JAや全農みえの担当者らが出荷作業を行いました。今年産は、収穫前の高温が懸念されたものの、生育は概ね順調で、高品質なできとなりました。
全農みえ園芸課担当者は「国産カボチャはアジア市場で人気があり、安定的な輸出品となっている。今年産から『三重県産 煌南瓜』と名付け、現地での認知度向上をはかり、ブランド化を進める。今後も生産者の所得向上につなげるため、生産拡大や円滑な出荷販売に向けて取り組んでいく」と話しました。