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ガスセンターで大規模地震を想定した防災訓練を行いました

2024年09月17日
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生活事業

9月の「防災月間」にあわせ、JA全農みえと株式会社JA全農みえサービスは9月7日、津市の全農みえ中央ガスセンター充てん所で大規模地震を想定した防災訓練を行いました。

災害発生を想定して各自の役割分担や各班の初動を確認し、防災意識を高めるのがねらいです。今回、隣接する全農みえパールライスセンターと連携して初の炊き出し訓練も行い、職員・社員約40人が参加しました。

訓練は、充てん作業中に震度5強の地震が発生し、配管からガス漏えいが発生した事態を想定。参加者は、関係機関への通報や緊急停止措置の実施、自衛消防隊の編成による消火活動の手順確認、バルクローリー車の手押しによる構外退避、貯槽タンクや充てん所の散水装置作動確認などに取り組みました。

充てん所の安全を確認後、地域避難所などへの支援ができるよう炊き出し訓練を行いました。ガスボンベや鋳物コンロ、無洗米を用い、非常用炊飯袋で炊いた米飯と寸胴鍋でカレーの調理を行いました。参加者は、一連の作業手順を確認しながら約50食分を作りました。

訓練を統括したJA全農みえLPガス課の長谷川和博課長は「LPガス取り扱い事業者として、重大な事故を防止する必要がある。有事の際に迅速に初動態勢がとれるよう日ごろから意識して行動したい。初めての炊き出しも事業所間で協力して円滑に行えた。災害時に強いLPガスの強みを生かし、災害時でも温かい食事でほっとする時間を提供できるよう地域の安全・安心に貢献したい」と話しました。

バルクローリー車の手押し退避の内容を表示

バルクローリー車の手押し退避

貯槽タンクの散水装置作動の内容を表示

貯槽タンクの散水装置作動

非常用炊飯袋での炊飯の内容を表示

非常用炊飯袋での炊飯

炊き出しごはんの配布の内容を表示

炊き出しごはんの配布